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#コラム2023.03.07

着物にしわがつかないための工夫

着物にしわがつかないための工夫

着物にしわがつかないための工夫

 

着物を着ようと準備していて、目立つしわがついているのに困った経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。誤った取り扱いをすると、大切な着物を傷めてしまうことになりかねません。アイロンはかけて良いのか、どう対処すべきか焦ってしまうでしょう。

ここでは、着物にしわがついてしまったときの対処法と、しわがつかないためにできる工夫についてご紹介します。

【目次】
1.基本的にしわとりのためにアイロンの使用は不可
2.着物のたたみ方に気を付ける
3.着物の虫干しの季節を考慮することも大事
4.今回のまとめ

基本的にしわとりのためにアイロンの使用は不可

着物のしわは、着用数日前に畳紙から出して衣桁やきものハンガーにかけておけば自然に伸びます。しわをとるにはアイロンと思う方もいるかもしれませんが、着物は熱を加えると傷みやシミができるので、アイロンは基本的に適しません。

しかし、急用で事前に準備ができなかったときは、アイロンで対処する必要があります。やむを得ずアイロンを使用するときは、スチームのみを当ててしわを伸ばすか、湿らせた布や紙を上に当て、ドライモードで温度設定を絹に設定し、素早く軽く押さえる程度にアイロンをかけましょう。決してこすったり、強い力を入れてはいけません。

また、着物のきせをつぶさないよう、縫い目にアイロンを載せるのは避けてください。

 

着物のたたみ方に気を付ける

着物にしわをつけないようにするには、たたみ方に気を付けることが大切です。着物は縫い目にそって正しくたたむことで、しわを防止できます。

着物を着た後は、半日から1日程度陰干しして湿気や着用じわをとり、ホコリを落としてから「本だたみ」にして収納します。以下の手順で丁寧に畳んでください。

  1. 衿を左にして着物を平らに広げ、下側(右前)の脇縫いを折り、おくみを手前に折り返します。
  2. 上側(左前)の衿を右前(下側)に合わせ、衿の肩山のところから斜めに中に折り込みます。
  3. 背縫いで折り、両側の脇縫いと袖を重ねます。
  4. 左袖を袖付け線から折り返して身頃の上に重ね、身頃を衿下から二つに折ります。
  5. 着物を向こう側に返し、右袖を身頃に重ねます。さらに小さく畳む必要があるときは、袖丈の位置で折ります。

畳み終わったら畳紙に入れて、箪笥にしまいます。この時、ぎゅうぎゅうに詰め込むと、いくら綺麗に畳んでいてもしわがつきやすくなるため注意してください。

 

着物の虫干しの季節を考慮することも大事

着物を長持ちさせるには、虫干しのお手入れが必要です。収納から出して風を通すことで、傷みの要因となる着物に溜まった湿気や害虫を取り除きます。

虫干しは、古くから湿気の少ない、以下の時期に行うと良いとされています。年2~3回、最低でも年1回は行いましょう。

・土用干し:7月下旬~8月頃(梅雨明けの時期)

・虫干し:10月下旬~11月頃(秋晴れの時期)

・寒干し:1月下旬~2月頃(年間で最も湿度が低い季節)

虫干しすれば、着物をしまっている間についてしまったしわも取れます。しかし、湿度の高い時に虫干しをすると、着物に湿気が残ってカビや傷み、新たなしわの原因になるため、時期に注意してください。湿度の低い、晴れた日が続く時に行いましょう。

 

今回のまとめ

今回は、着物にしわがついたときの対処方法と、しわがつかないためにできる工夫についてご紹介しました。着物は熱に弱いため、どうしても急いでしわをとらなければならない場合以外は、アイロンは避けてください。

着物は、縫い目に沿ってきれいに畳めば、しわを防ぐことが可能です。正しい畳み方で収納し、湿気の少ない時期に虫干しを行うことをおすすめします。

 

【参考URL】

https://ichiru.net/column/kimono-of-chest-is-full-of-wrinkles/

https://nuitori.com/mushiboshi-4407/

http://www.gofuku-midorikawa.com/content2.html

https://rescue.epark.jp/columns/kaitori/kimono/419

https://kimonodo.jp/kimono/correct-storage/