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#コラム2025.05.05

卒業袴を着用した際の美しさを左右する袴丈とは?

卒業袴を着用した際の美しさを左右する袴丈とは?

卒業袴は、卒業という限られたタイミングでのみ着用する特別なものです。そんな特別感のある卒業袴を着るなら、より美しく見せたいと思うでしょう。そこで大切なのが、袴丈です。袴丈は卒業袴を着用したときの美しさを左右するため、適切に調整しなければなりません。
ここでは、卒業袴をより美しく見せるための袴丈について解説します。履く物による袴丈の違いや適切な測り方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

卒業袴を選ぶ上で重要な袴丈とは?

袴丈とは、袴の帯部分から裾までの長さです。より具体的に解説すると、袴のひだが始まるところから裾までの長さを袴丈と呼び、帯紐の部分は含みません。
袴丈は、卒業袴を美しく見せられるかどうかを左右する重要な要素です。袴丈が長すぎると洗練された雰囲気にならず、短すぎるとスカートのように見えて袴の良さを活かすことができません。自分に合った卒業袴を選ぶときは、袴丈に気を配ってください。

適した袴丈サイズは草履とブーツのどちらを履くかで異なる

適した袴丈サイズは、卒業袴に草履とブーツのどちらを合わせるかによって異なります。
袴丈は一般的に、くるぶしの長さになるよう調整しますが、足元をどうするかによって、美しく見える袴丈は変わります。草履を履く場合は袴丈を長めにすることが多く、アンダーバストの5cmほど下からくるぶしの中心までの長さに調整するのが基本です。
一方、ブーツを履く場合は袴丈を短めにする傾向にあります。これは、裾を短くすることにより足元がすっきりと見え、ブーツが映えておしゃれに見せることができるからです。アンダーバストの5cmほど下から、ブーツを見せたい好みの丈までの長さに調整すると良いでしょう。一般的にブーツを履くときは、草履を履くときよりも3cmほど袴丈を短くします。
このように、草履とブーツのどちらを履くかによって美しく見える袴丈は変わってくるため、足元のアイテムを決めてから袴丈サイズを測るようにしてください。

失敗しない袴丈サイズの測り方

草履とブーツのどちらを履くか決めたら、袴丈サイズを測ります。袴丈を測るときは、アンダーバストの5cm下から垂直にメジャーをおろすのがコツです。帯の長さは含まず、袴にひだができ始めるところから裾の終わりまでを直線で測りましょう。
着用した際により美しく見せるためには、袴丈サイズを測ってから見た目をチェックすることが大切です。例えば袴丈が長めになって足首が完全に隠れてしまっていると、素足で歩いたときに裾を引きずってしまいます。床や地面に裾が触れて汚れてしまう恐れがあるだけでなく、野暮ったい印象を与えてしまうため注意してください。
裾が長いと、踏んで転びやすくなってしまう危険性もあります。転倒によって怪我をしたり、着崩れたりしてしまうことも。足首全体は見えないものの、足首が完全には隠れないくらいの長さになるよう袴丈を細かく調整するのが良いでしょう。着用した状態で測ったあと、問題なく美しく見える袴丈かどうか目視で確認してください。

今回のまとめ

今回は、卒業袴を着用した際に美しさを左右する袴丈についてご紹介しました。草履とブーツのどちらを履くかによって、適切な袴丈は異なります。着用したときにより美しく見えるよう、袴丈を細かく調整してみてください。
袴丈が適切でないと、美しく見えないだけでなく、裾の汚れや転倒事故などを招いてしまう恐れもありますので注意が必要です。美しさと安全のために、袴丈を重視して卒業袴を選ぶことをおすすめします。

【参考URL】
https://www.maimu.co.jp/contents/hakama/42331/
https://www.yumeyakata.com/hakama/hakama_sizeinfo.html
https://blog.kimonomachi.co.jp/item/random_note/5825/
https://kashikimono.com/content/hakamasize
https://idolbyyamato.jp/blog/post-29.html