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卒業袴をフルセットでレンタルした時に借りられる物の種類

大学や短大などの卒業式では、卒業袴を着る人も少なくありません。中学校や高校など制服がある場合は卒業式でも制服を着るのが一般的ですが、制服がない大学や短大などの卒業式では礼装として袴を選ぶ人も多いです。しかし、袴を持っている人は少ないため、ほとんどの人はレンタルを利用します。では、卒業袴をフルセットで借りた場合、どんな物が付いてくるのでしょうか。
ここでは、卒業袴をフルセットでレンタルした場合に借りられる物の種類をご紹介します。卒業袴のレンタルを考える際の参考にしてください。
卒業袴レンタルのフルセットでは着物・袴・長襦袢などほぼ全てが揃う
卒業袴をフルセットでレンタルすると、着付けに必要な小物や袴、長襦袢などほぼ全てのアイテムが揃います。一般的なフルセットの内容は次の通りです。
・着物:振袖や小振袖、訪問着、色無地、江戸小紋など、好みの着物を選べます。
・袴:卒業袴の種類は、無地やぼかし、刺しゅう入り、ぼかし刺しゅうなどがあります。
・長襦袢:着物を着る際に肌着の次に着るもので、着物の汚れ防止や保湿のために着用します。
・半幅帯:幅が細い帯のことで、カジュアルな着物を着る際に使われることが多い帯です。
・重ね衿:着物を着た時に襟の部分に重ねる装飾アイテムで、略式礼装に用いられます。
・肌襦袢:着物を着た時に肌着として着るもので、汗を吸収したり保温したりする役割があります。
・足袋:和装用の靴下で、草履に合わせて指先が分かれているのが特徴です。
・腰紐:着物を着る時に腰を締めるために使うもので、4~5本用意されています。
・和装ベルト:着物を楽に着るためのアイテムで、着付けベルトや着物ベルト、コーリンベルトなどとも呼ばれます。
・前板:着物の帯を締める際に胴の前側につけるアイテムで、帯のしわを防ぐ役割があります。
・伊達締め:着崩れを防ぐために、着物の襟合わせやおはしょりを押さえるアイテムです。
・襟芯:着物の襟が整うように、長襦袢の襟に差し込んで使うアイテムです。
店舗によっては、上記のほかにも風呂敷や着崩れ防止に使用するためのタオルなどが含まれている場合もあります。
草履やバッグも卒業袴レンタルに含まれる
卒業袴の着付けには使いませんが、草履やバッグなどの小物もフルセットに含まれていることが多いようです。草履やバッグがセットになっていれば、別に用意する必要がありません。草履やバッグがセットになっていない場合は、着物や袴に合わせて自分で用意する必要があります。バッグは和装に合う巾着やがま口タイプなど和風テイストのものを選ぶのがおすすめです。成人式に使ったバッグを使用する方法もあります。
オプションで小物もグレードアップ可能!
卒業袴のレンタルでは、オプションで小物をグレードアップすることも可能です。オプションでよくある小物の一つは髪飾り。レンタルでは卒業袴に合う髪飾りが用意されています。また、店舗によっては、オプションでバッグや草履、帯などを指定できるサービスもあります。セットに含まれるスタンダードな小物ではなく、グレードアップした小物を選びたい場合はオプションを利用すると良いでしょう。
今回のまとめ
卒業袴をフルセットでレンタルすると、着物や帯の他、長襦袢や半幅帯、重ね衿、肌襦袢など着付けに必要なアイテムが一式揃えられます。また、バッグや草履などもセットになっていることが多く、小物を別に用意する必要がないため便利です。追加料金を払えば、オプションとしてバッグや草履、帯などをアップグレードすることもできます。髪飾りも追加で借りられるため、着物や帯のデザインに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
【参考URL】
https://www.warakuan.jp/fullset/
https://renca.jp/list/4/42
https://www.maimu.co.jp/contents/hakama/42165/
https://kimono-amanoya.co.jp/blogs/view/3681156281196/9123654155410743075
https://www.e-kimono-rental.jp/column/detail.php?id=328
https://www.haregi.com/rentalhakama-bag
vol.110