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#コラム2025.06.03

成人式が雨の時はどうする?振袖を濡らさないための対策

成人式が雨の時はどうする?振袖を濡らさないための対策

女性にとって、成人式は振袖を着られる大切なチャンスで。多くの友達と着飾って集まれば、一生忘れない思い出が作れるでしょう。しかし、成人式当日が雨の場合、振袖を着ない方が良いのではないかと思うかもしれませんが、せっかくの晴れの日ですから、素敵に着こなしたいところです。では、雨の日に振袖を切るためにはどのような工夫を施したら良いのでしょうか。
ここでは、成人式が雨の時に、振袖を濡らさないための対策について解説します。

成人式が雨の時は車での移動がおすすめ

成人式の日が雨になりそうだと気持ちも落ち込むのではないでしょうか。過去10年近くの1月15日付近は、晴れと雨・雪の確率は五分五分、1月全体の雨か雪の確率は3分の1だそうです。そのため、成人式では雨や雪を覚悟して準備しておくと、当日慌てることなく振袖姿を家族や友人に披露できます。振袖を着て雨の成人式を迎えるポイントについて見ていきましょう。
最初に考えたいのは、着付けをした美容院から成人式会場までの移動です。最も移動距離が長いので、雨の日には公共交通機関は避けて車で移動することをおすすめします。電車やバスの場合、他の方の傘と接触する可能性が高く、水たまりに踏み込むと飛沫が裾に付いてしまいかねません。こうしたアクシデントを避けるためには、車での移動がおすすめです。
車を選ぶ際は、なるべく背が高いタイプにしましょう。振袖に合わせてセットした髪型が車の天井にぶつかるのを避けられます。車に乗るときは、裾をまとめて持って後ろ向きでゆっくり腰を下ろしてください。帯をつぶさないよう、背もたれに背を付けず浅く腰掛け、揺れないよう前の席をつかむなどすると良いでしょう。

雨の時はつま先を内側へ向け内股で歩幅を小さくして歩く

車なら長めの移動時間も安心ですが、全く歩かないわけにはいきません。歩く際は、水たまりを避け、早歩きしない、あるいは走らないなど雨の日の歩行の注意点を押さえた上で、振袖ならではの注意点を守ることが大切です。
特に避けたいのは、歩くことでドロや水を跳ね上げてしまい、それが振袖の裾に付いてしまうことです。水たまりを避けたとしても、歩くところは濡れています。そこで、歩き方に注意することで、跳ね上げを抑えることが可能です。
具体的には、爪先を内側に向けてハの字の形で歩きましょう。これならかかとが外側を向くので、かかとが跳ね上げた泥や水が裾に付きにくくなります。裾に付く跳ね上げの多くは、かかとが道路から離れるときに発生するのです。また、歩幅も小さくしてください。かかとが上がる高さを抑えられるので、結果として跳ね上げも減るでしょう。

万が一振袖が濡れてしまった場合は上から押さえて水分を吸い取る

車を使い、ハの字で歩いても、雨は無情にも振袖に降りかかることはあります。そんな場合でも、入念に準備しておけば被害を最小に抑えられます。
万が一振袖が濡れてしまったら、緊急処理としてハンカチや手拭いを優しくポンポンと叩いて水分を吸い取りましょう。擦ってはいけません。裏側にハンカチなどを当てて両面で挟んだ方が、より効率的に水分を取ることができます。
濡れたところに泥が混じっていたら、無理に水分を取らずにそのままにしておく方が無難です。慣れない方が拭くと、どうしても泥の中の小さな砂が振袖の繊維に入り込んでしまいますので、専門家に依頼することをおすすめします。早く乾かさなければとこすったり強く叩いたりしてはいけません。摩擦が強くなると表面が毛羽立ち、色落ちするからです。

今回のまとめ

成人式は晴れて欲しいところですが、雨が降る事態も想定しておかなければなりません。今回ご紹介した点に注意して、振袖を雨から守ってあげましょう。雨の日には、雨用のコートや草履カバーを着用するなどして、濡れないように心掛けてください。振袖姿だと自分の身の回りをチェックするのは難しいので、家族や友達に濡れていないかどうか見てもらうことも大切です。

【参考URL】
https://www.tokai-tv.com/tenkijojo/2013/01/post-85.html
https://www.goo-net.com/magazine/knowhow/drive/46377/#:~:text=着物を着て車に乗る場合、裾を,おくことも大切です%E3%80%82

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