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#コラム2025.06.13

適切な振袖の着付けによって体型のコンプレックスをカバーできる

適切な振袖の着付けによって体型のコンプレックスをカバーできる

着物は、昔の日本人の体型に合うよう作られているので、なで肩の方や首が細く長い方、腰の位置が低い方、身体の凹凸が少ない方にとって似合いやすい衣装とされます。ただ、本当に似合うのかどうかについては、振袖を初めて着る方にとって気になる部分ではないでしょうか。そこで本記事では、身長や体型などに対してコンプレックスや悩みがある方におすすめの着物や着付けのポイント、そして着物が似合わない場合の着付けのポイントについてご紹介します。

身長にコンプレックスがある人におすすめの着物と振袖の着付けポイント

体型に合わせて振袖を選ぶことにより、着物が美しく見えたり、体型のコンプレックスを解消することができます。着物は、同じ形でシルエットが変わらないため体型が気になる人もいるかと思われますが、その人の体型に合う色・柄などを選ぶことでコンプレックスの解消に役立てることができます。例えば、身長が高いことにコンプレックスを抱えている人の場合、柄が一部だけしかない振袖を選んでしまうことで寂しいイメージになりがちなので、全体的に華やかなデザインを選ぶことをおすすめします。
一方で、身長が低いことにコンプレックスを抱えている人の場合、柄の大きさに着目すると良いでしょう。小柄な着物の面積そのものが狭くなりがちですから、大きな柄を選んでしまうとデザインに負けてしまう可能性がありますし、黒や濃紺など比較的濃いめの色は避けることが大切です。また、振袖をきれいに着付けるときは姿勢もポイントになります。背筋をしっかり伸ばして正面を向く、軽く顎を引いて脚は肩幅くらいを目安に開き、足は八の字にするよう意識しましょう。

ほっそり・ぽっちゃりに悩む人におすすめの着物と振袖の着付けポイント

ほっそりしている人が青・黒・緑など落ち着いた色合い着物を着ると、華奢なスタイルが強調されやすいと言われています。そのため、華やかでボリュームがある振袖を選びゴージャスな雰囲気に仕上げることで、体型をカバーすることが可能です。また、帯の結び方を華やかになるよう工夫したり、ボリュームを感じさせてくれる柄を選ぶのがおすすめです。
一方で、ぽっちゃりなどふくよかな体型の人は、白やパステルカラーは避けましょう。これらは膨張色なため、太って見えてしまうためです。柄の選び方のポイントとしては、上半身より下半身に柄が集まっているものを選ぶことで全身がすっきり見えます。また、着物を着ると、余計に体の厚みが気になるといった不安を抱える人も多いかと思われますが、縦方向のラインを強調するような柄や比較的色が濃いものを選ぶことで全体的にすっきりした印象になります。さらに、着付けを行う際に補正効果がある和装用の下着を着用したり、帯を選ぶときは着物と同系色でまとめるのもおすすめの方法です。

着物が似合わない体型の場合の着付けポイント

自分は着物が似合わない体型だと思っていても、着付けのポイントを把握することで着物姿が美しく見えるようになります。いかり肩や肩幅の広さ、胸・お尻の大きさ、姿勢の悪さ、日焼けといった身体的特徴によって着物が似合わないと思われる方が少なくありませんが、適切な着物選びにより、体型を補正することができます。
また、身体に凹凸がある場合、それを軽減することができます。例えば、バストが大きな人は胸の下側にタオルをあてがってバストトップとアンダーの差を埋める、もしくは和装用のブラを使ったりさらしなどを着用すると良いです。ウェストが細い場合は、腰回りに薄手のタオルを巻いて、胸やお尻との差を軽減させましょう。お尻が大きい人は、ボクサーパンツなどタイトに補正可能な下着を着用して、ヒップを締め付ける方法がおすすめです。
さらに、自分の体型に最適な柄や色の着物を選ぶことで、コンプレックスに感じている部分をカバーできるため、気になる振袖があるときには顔の近くに当てて似合うのか否かを確認すると良いでしょう。柄や色味について良く分からないときは、お店のスタッフさんに相談してアドバイスを貰いましょう。

今回のまとめ

振袖は、結婚前の女性が着る着物で最初に使用するのは成人式のときが多いのではないでしょうか。振袖を着たいけれども、自身の体型にコンプレックスがあって似合わないのではないかと感じる人も多いかと思われますが、自分のスタイルに合うものを見つけることで美しく着飾ることができます。本記事では、痩せていたり太っていたり、いろいろなコンプレックスを持つ人でもきれいに見える振袖の選び方や着付けのポイントをご紹介しましたので、参考にすると良いでしょう。

【参考URL】
https://anifuri.jp/002-2/
https://00m.in/OQdID
https://kano-wafuku.com/blog/kimono-knowledge/403
https://kimono-takuhai.com/blog/kimono/386/
https://sakuto.jp/kimono-column/match_kimono/
https://ewha-yifu.com/blog/rental-kl/6046/
https://vasara-h.co.jp/tips/detail.html?id=811

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