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#コラム2025.10.10

ママ振袖を着たい!帯だけレンタルして今風にアレンジ

ママ振袖を着たい!帯だけレンタルして今風にアレンジ

近年、ママの着ていた振袖をお嬢様用にアレンジする「ママ振袖」が人気です。ママ世代が二十歳のときに着ていた振袖は良質であるケースが少なくありません。その思い出深い振袖をお嬢様のサイズにお直しし、帯や小物をアレンジすることで今風の着こなしが可能です。ここでは、ママ振袖をお嬢様が着るときに必要なプロセスなどを詳しくご紹介します。

ママ振袖は帯などの小物だけレンタルでリーズナブルになる場合がある。

ママ振袖には、帯や小物をレンタルすることで今風のアレンジができます。ママの時代には大人しめの上品な色合わせのコーディネートが主流でした。最近は明るくはっきりした色や多くの色を使ったコーディネートがトレンドです。伝統的な古典柄も帯揚げや帯締めのアレンジ結びで今風になります。昭和レトロな柄の振袖に最近のトレンドの小物を合わせるのも素敵です。
上品な色や大人しめの柄の振袖には、濃い色の帯や小物を合わせるなどコーディネートが楽しめます。帯や帯揚げ、バッグなどを現代のものにチェンジするだけで、グッと垢ぬけたコーディネートになるでしょう。帯はママの時代よりも長くなり、軽く仕立てられているためさまざまな帯結びのアレンジが楽しめます。振袖の費用がかからないため、振袖から小物まで全てをレンタルや購入するよりもリーズナブルです。

ママ振袖をする場合には寸法直しや小物のコーディネートが必要

お母様とお嬢様の体型が異なる場合は振袖の寸法をお直ししなければなりません。チェックする箇所は身丈や身巾、裄、袖丈などです。呉服店や振袖レンタル店で小物をレンタルする場合、寸法直しを相談してみましょう。サイズの測定や寸法直しが可能かどうかなどアドバイスしてくれます。身丈は身長差が5cm以内なら着付けで調節できます。しかし、お母様とお嬢様の身長差があまりない場合であっても、腕の長さが違うという方は少なくありません。その場合は裄や袖巾のお直しが必要です。
サイズを小さくお直しする場合は問題ありませんが、大きくする場合には限界があります。呉服店などでどこまでお直しできるかなどチェックしてもらうのがおすすめです。
また、寸法を直す箇所が多いと仕立て直しが必要になります。シミや変色がある、寸法直しが多い、などお直しする箇所が多いときは洗い張りに出してから仕立て直しましょう。すべてほどいて洗うため、寸法直しで気になるきせ(縫い目が見えないようにかけられた折り目)が消え新品同様の仕上がりになります。振袖の寸法を直すときは、長襦袢も振袖の寸法に合わせて直してください。

プロのアドバイスがもらえる専門店がある

小物をレンタルする際に着付けやヘアセットなどのアドバイスをもらえるママ振りの専用プランを設定しているお店があります。小物選びやコーディネートの他、メンテナンスの相談も可能です。
長年保管していた振袖には、シミや変色が見られることも少なくありません。これらをチェックし適切なメンテナンスもアドバイスしてもらえます。着付け小物についても不足しているグッズや必要なアイテムについて教えてもらいましょう。帯締めや帯揚げなどのアレンジしだいで今風のおしゃれな振袖姿になります。バッグや草履、髪飾りなど今風なコーディネートの方法を提案してもらえるため安心です。

今回のまとめ

ママ振袖は、帯や小物をアレンジして着ることで今風な着こなしができます。お嬢様のサイズにお直ししたりクリーニングしたり、メンテナンスを行うことで新品のような美しい仕上がりになるでしょう。お祖母様がお母様のために準備した振袖を、お嬢様が成人式に着るのは非常に素敵なことです。ぜひ今風にアレンジして、着こなしを楽しんでみてください。

【参考URL】
https://yamanaka-kimono.com/renewal/171229/
https://www.oguraya.org/mamafuri/
https://hayanoya.jp/blog/6295/

vol.163