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#コラム2025.12.01

肌襦袢と長襦袢の違いとは?それぞれの役割について

肌襦袢と長襦袢の違いとは?それぞれの役割について

肌襦袢と長襦袢は和服を着る際に欠かせないアイテムですが、その役割や特徴には明確な違いがあります。肌襦袢は肌に直接触れる下着のような役割を果たし、清潔さや快適さを提供します。一方、長襦袢は着物の裾を引き上げるための重要なアイテムであり、着物全体のバランスやシルエットを整えます。
そこで本記事では、肌襦袢と長襦袢の違いとそれぞれの役割について考察していきます。

肌襦袢と長襦袢の役割の違い

和服の魅力は多岐にわたります。まず、第一に、和服はその美しいデザインと繊細な素材で知られています。着物や振袖の柄や色合いは季節や行事に合わせて選ばれ、その美しさは日本の伝統文化を象徴しています。また、和服は身体のラインを優雅に隠しつつも美しく引き立てる効果があり、女性らしい魅力を引き出します。
さらに、和服の着付けや着こなしには独特の技術と知識が必要です。帯の結び方や着付けのバランス、小物の使い方など、細かな配慮が服の魅力を引き立てます。このような繊細な技術と知識を身につけることで、着物姿が一層美しく見えるでしょう。
和服は日本の伝統や文化と深く結びついています。着物や浴衣は日本の祭りや行事、お茶会などの特別な場面で着用され、その風情や趣が日本の美意識を象徴しています。和の服を身に着けることで、日本の伝統文化に触れる貴重な機会となります。
肌襦袢と長襦袢は、和服を着る際の重要なアイテムですが、役割には違いがあります。肌襦袢は、着物の下に着る薄手の襦袢であり肌に直接触れる部分を保護し、着物の汚れを防ぐものです。長襦は肌襦袢の上に着る襟の長い襦袢であり、着物の裾を引き上げる役割を果たします。

肌襦袢と長襦袢の見た目の違い

肌襦袢と長襦袢は、見た目の違いだけでなく心理的にも異なる印象を与えます。まず、肌襦袢は薄手で透明感のある素材が一般的であり、肌に直接触れる部分をカバーします。これらを身に着けることで、着物姿が清潔感や上品さを演出するのです。後者は襟や裾が長く、しっかりとした生地でできています。
着物の裾を引き上げる役割を持つため、これを身につけると着物全体のシルエットが整い、品のある印象を与えます。心理的には肌襦袢は身につけることで肌に対する安心感や清潔感を感じさせます。一方、長いものは着物との一体感を高めることで、自信や品格を演出するのです。このように肌襦袢と長襦袢は見た目だけでなく、心理的にも異なる印象を与え着物姿の魅力を引き立てます。

肌襦袢は季節に合わせた素材を、長襦袢は着物の寸法と季節に合わせて選ぶ

肌襦袢と長襦袢は、和服を着る際に重要な役割を果たしているのです。肌襦袢は肌に直接触れるため、その素材選びには季節や着物の種類に応じた配慮が必要です。夏場なら通気性の良い綿素材が適しており、冬場なら暖かさを重視した肌触りの良い素材が選ばれます。一方、長襦袢は着物の寸法や季節にあわせて選ばれます。着物の裾を引き上げる役割を持つため、着物の丈や袖丈、また季節による厚みなどにして適切な長さやサイズを選ぶことが重要です。
このように、肌襦袢と長襦袢はそれぞれの役割にあわせて素材や寸法を選ぶ必要があり、着物姿がより快適で美しいものになるとともに、着用者の心地よさと品格を引き立てる効果が生まれます。

今回のまとめ

和服の魅力は多岐にわたりますが美しいデザインと繊細な素材が特徴であり、着物や振袖の柄や色合いは季節や行事に合わせて選ばれ日本の伝統文化を象徴します。
身体のラインを優雅に隠しつつも美しく引き立てる効果があり、女性らしい魅力を引き出すものです。肌襦袢と長襦袢は、和服を着る際に欠かせない要素です。肌襦袢は季節や着物の種類に応じて素材を選び、清潔感や上品さを演出します。夏場には通気性の良い綿素材が適しており、冬場には暖かさを重視した素材が選ばれます。

【参考URL】

長襦袢とは?肌襦袢との違いや着物に合わせた6つの選び方を解説


https://kimonodo.jp/kimono/nagajuban/
https://kimono-takuhai.com/blog/kimono/627/
https://www.0298.jp/tips/detail.php?id=299

vol.178