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#コラム2025.12.05

女性らしさを感じる赤の振袖のコーディネートのポイントとは?

女性らしさを感じる赤の振袖のコーディネートのポイントとは?

着物の流行色は洋服のように毎年変わるものではないですが、数年単位でトレンドカラーがあります。ここ数年、人気カラーのひとつが赤です。一口に赤と言っても様々な赤があり、柄の種類や配置によっても印象が変わります。若々しく可愛い赤や大人っぽく上品な赤など、どんな赤の振袖を選ぶのが良いのでしょうか。
ここでは、赤い振袖のコーディネートについてポイントなどをご紹介します。

赤い振袖を可愛くコーディネートするなら柄の面積は大きい方が良い

可愛い雰囲気のコーディネートには赤がピッタリです。赤の地色に柄を広く大きく描かれた振袖は華やかで可愛い着こなしになります。松竹梅や桜など四季折々の花が全体に描かれた振袖は、若々しく可愛いらしさを演出できるでしょう。
熨斗や扇などの古典模様も赤い振袖では、はつらつとした可愛らしさです。薔薇柄、胡蝶蘭柄のレトロモダンな柄も、地色を赤にすると大人可愛い着こなしができます。
着物に使われる赤には明るく鮮やかな赤、深みのある赤など様々な色があります。可愛いコーディネートには紅色や緋色、躑躅色(つつじいろ)などがよく合います。紅色は日本古来の代表的な赤です。やわらかく深みのある紅色は古典的な柄、モダンな柄どちらにも合うでしょう。
緋色や紅緋は黄みが強めの鮮やかな赤です。鮮やかで華やかな緋色は扇や貝桶などの古典柄が引き立ちます。紅緋は紅色と緋色の間の色。黄みが強く情熱的な赤の紅緋は、どんな色とでもコーディネートしやすい赤です。躑躅色は紫みの赤色。明るく華やかな躑躅色はモダンな柄も可愛らしいコーディネートになります。

赤の振袖を上品に見せるなら小さめの柄がおすすめ

赤の振袖を上品に大人っぽく着こなすには、小さめの柄がおすすめです。地の色が多く見えるような柄の描き方の振袖や、無地の振袖もおしゃれ。桜などの小花柄や蝶の柄なども上品な着こなしになります。赤の地色に白や黒などバイカラーのモダンな配色や、レトロな小花柄も大人の上品なコーディネートができあがります。
濃く暗い深みのある茜色は古典柄との相性が抜群です。茶系のくすみカラーの小豆色はこっくりとした赤。古典柄、レトロモダンなどの組み合わせにもよく合います。黄みのある明るい朱色は鮮やかで、金箔を使った伝統的な柄が映えるでしょう。黒など濃くはっきりした色と朱色を合わせてモダンな装いにしても素敵です。

赤い振袖は小物の色合わせが重要

赤の振袖は小物に使う色により、雰囲気の違うコーディネートが可能。赤の振袖には黄緑、青緑、青など補色の帯や帯揚げを合わせると個性的でおしゃれな着こなしになります。身長の高い方、スリムな方には補色での色合わせがおすすめです。華やかで大胆なコーディネートがよく似合うでしょう。
帯や小物を赤の同系色や濃淡で合わせるとすっきりした印象になります。身長の低い方やふくよかな方におすすめのコーディネートです。小花や熨斗柄などで流れのある柄の振袖に、帯揚げのアレンジ結びでポイントを上にすると良いでしょう。
伊達衿は柄の中の1色で合わせるときれいにすっきりとまとまります。伊達衿と帯揚げや帯締めの色を合わせるのも素敵です。帯や帯揚げ、伊達衿をさまざまな色合わせで楽しみんでください。

今回のまとめ

様々な色や柄がある振袖の中でも赤は根強い人気を誇り、トレンドカラーでもあるので注目されています。明度の高い赤や深みのある赤、紫や橙色に近い赤など種類も多く古典柄やモダン柄どちらにもよく合うのがおすすめポイントです。鮮やかで華やかな赤は若々しさと晴れやかな未来を表現し、ハレの日に着る振袖にピッタリの色。様々な赤の中から、ご自身にピッタリの赤を見つけてみてはいかがでしょうか。

【参考URL】

振袖の王道色「赤」はどう着こなす?ポイントやコーデを徹底解説!


https://furisode-ichikura.jp/magazine/red/

【参考文献】
振袖記念日2024 / 株式会社主婦と生活社
和のきれいな配色 キーカラーで選べる配色見本アイデア帖 / 株式会社エムディエヌコーポレーション

vol.179